ウェリントン生活完全ガイド③|留学に一番ちょうどいい街(学生編)

これまで「ウェリントン生活完全ガイド」では、①で人口や街の規模、気候、治安などを、②ではそれぞれのエリアの特徴を紹介してきました。
→ウェリントン生活完全ガイド①|留学に一番ちょうどいい街(統計編)
→ウェリントン生活完全ガイド②|留学に一番ちょうどいい街(エリア編)
最後となる今回は、「学生として暮らすウェリントン」がテーマです。
ウェリントンには様々なタイプの学校があり、大学のキャンパスや学生寮も街の中に点在しています。そして私自身も学生時代をウェリントンで過ごしました。
当時は車を持っておらず、移動は体感で8割が徒歩、2割がバス。それでも、友達と遊んだり、スポーツをしたり、街へ出たり、自然の中を散歩したりと、かなり充実した学生生活を送ることができました。
もちろん、「留学に一番ちょうどいい」というのは、長くニュージーランドで暮らしてきた私の持論です。
今回はまず、ウェリントンにどんな学校や大学があるのかを数字も交えて簡単に紹介します。そのうえで、中学3年生からニュージーランドに留学をしている私自身の経験を振り返りながら、なぜウェリントンが「学生の街」と呼ばれるのか、そしてなぜ私が留学に「一番ちょうどいい街」だと感じているのかを紹介していきます。
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ウェリントンにはどんな中学・高校がある?

ウェリントンはコンパクトな街ですが、中学・高校の選択肢は意外と豊富です。
ニュージーランド教育省のデータを見ると、Wellington Cityには、Year 9〜13(日本の中学1、2年生〜高校生程度)を対象とするSecondary Schoolが多数あります。特徴的なのは、単に学校の数があるだけでなく、学校のタイプがかなり違うことです。公立の共学校もあれば、男子校・女子校、カトリック系などのState Integrated School、さらに私立校もあります。
しかも同じ公立校でも、学校やエリア毎にそれぞれの特色があるので、本当に自分に合った学校を選ぶことができます。街自体は大きくないのに、違ったタイプの学校から選択できるのは、ウェリントン留学の面白いところの一つだと思います。
→ニュージーランドの中学・高校留学|現地校卒業生が考える、学校の選び方
大学のキャンパスも街の中にある

中学・高校だけでなく、ウェリントンは大学生の存在を身近に感じる街でもあります。
代表的なのが、Victoria University of Wellington(Te Herenga Waka)です。実際に私もこの大学を卒業しました。
大学にはウェリントン市内に3つの主要キャンパスがあります。Kelburn Campusが大学の中心となるメインキャンパス、Pipitea Campusには法学部やビジネス・政府系の学部、Te Aro Campusには建築・デザイン系の学部があります。 しかも、この3つが郊外の巨大な大学敷地にまとまっているのではなく、ウェリントンの街の中に分かれて存在しているので、街全体が一つの大きなキャンパスというイメージです。
学生寮も街の中に点在
大学の学生寮も、キャンパス周辺やCBDの中に複数点在しており、CBD付近ではいたるところで学生寮を目にします。複数の学生寮には、合計2,800人以上の学生が暮らしています。例えばCentral CityにあるCapital Hallからは、Kelburn Campusまで徒歩約10分、Pipiteaまで約15分、Te Aroまで約10分です。
次は、数字や学校の説明から少し離れて、実際に私がウェリントンでどんな学生生活を送っていたのかを紹介します。
私の学生時代|車がなくても、街全体が生活圏だった

ここまで学校や大学について紹介してきましたが、私がウェリントンを「学生の街」だと感じる一番の理由は、もっと日常的なところにあります。
私が学生だった頃は車を持っておらず、移動は体感で8割が徒歩、2割がバスでした。日本では電車やバスが普及していますが、ニュージーランドはそうではなく車社会です。ウェリントンの様に、車なしでここまで充実した生活を送れる街は、ニュージーランドの中では珍しいと思います。
CBDの近くに住んでいたこともあり、学校へ行くのはもちろん、友達と街へ遊びに行ったり、週末にBotanic Gardenを散歩したりするのも基本的には徒歩でした。
→ウェリントン観光ガイド①|現地在住者がおすすめする市内観光スポット12選
他にも無料のコートでテニスをしたり、海で泳いだり、ニュージーランドで始めたラクロス部の練習に参加したりしていました。振り返ってみると、かなり健康的な学生生活だったと思います(笑)。
「運動しよう」と思って歩いていたわけではなく、学校へ行く、友達に会う、買い物をする、遊びに行く。その一つひとつを徒歩で済ませることが多かったので、歩くこと自体が生活の一部になっていました。
これは私個人の生活スタイルだけではなく、コンパクトであるウェリントンの街のつくりとも関係しています。もちろん、住む場所や学校によってはバスや電車が必要になります。
それでも私自身の学生時代を振り返ると、車がなくても「学校と家を往復するだけ」にならず、街の中で色々なことができたのは、ウェリントンで学生生活を送る大きな魅力だったと思います。
そして、この経験こそが、私がウェリントンを「学生の街」だと感じる理由につながっています。
学校の外で「やってみる」ことが多い街

もう一つ、私がウェリントンを学生に「ちょうどいい」と感じる理由があります。
それは、学校の外でもできることが多く、それを実際に始めやすいことです。
私自身、ウェリントンへ来てから初めてラクロスを始めました。最初は学生として始めたスポーツでしたが、その後も続け、最終的には地域のチームにも参加するようになりました。テニスをしたり、友達とビリヤードをしたり、週末に街や自然の中を歩いたり。振り返ってみると、ウェリントンでは学校以外にも自分の生活を広げるきっかけがたくさんあったように思います。
ニュージーランドではウェリントン以外にも、オークランドを含め他の街で生活したことがあります。その時の生活を振り返ると、ウェリントンほど学校外の活動に参加したことはありませんでした。
→ニュージーランド留学の都市選び|実際に住んだ4つの都市+αを紹介
一方、ニュージーランド最大の都市であるオークランドでは、もちろん学業や仕事以外にできることも充実しています。ただ街が広いため、私が生活していた頃はどこかへ行くにも車で移動することが中心でした。
その点、ウェリントンは少し違います。学校以外にできることが十分にありながら、街がコンパクトなので実際にそこへ参加しやすいのが特徴です。
私自身、車を持っていなかった学生時代でも、新しいスポーツを始めたり、友達と街へ出たり、自然の中で過ごしたりすることができました。留学生活は、学校とホームステイ先を往復するだけではありません。学校へ行く。友達と遊ぶ。スポーツを始める。新しいコミュニティに入ってみる。そうやって学校の外でも「やってみたい」と思ったことに挑戦しやすい環境があります。
選択肢は多い。でも、その選択肢が遠すぎないことも、私がウェリントンを留学に「一番ちょうどいい街」だと感じる大きな理由の一つです。
まとめ|だから、ウェリントンは「留学に一番ちょうどいい」

3回にわたって、ウェリントンという街を色々な角度から紹介してきました。
①の統計編では、大きすぎず小さすぎない街の規模や気候、治安などを。
②のエリア編では、コンパクトな街の中に、都会、住宅街、海、自然など様々な環境があることを。
そして今回の学生編では、学校の選択肢だけでなく、車がなくても街の中で学生生活を楽しめることを紹介しました。
もちろん、「留学に一番ちょうどいい」というのは、長くニュージーランドで暮らしてきた私の持論です。
私が現在も移住先としてウェリントンを選ぶ理由は、何か一つが突出しているからではありません。街の規模、自然との距離、学校の選択肢、そして学生としての暮らしやすさ。そのバランスがちょうど良さ。それが、私がウェリントンを留学先としておすすめしている一番の理由です。
ウェリントンでの留学について、数字では伝わらない魅力や私自身が感じていることは、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
→ ニュージーランド留学でウェリントンを選ぶ理由|実際に住んで感じた魅力
↓前回までの記事↓
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中学3年生でニュージーランドへ留学し、現地高校を卒業。その後、現地大学(Victoria University of Wellington)へ進学し、卒業後は現地企業に就職。24歳の時にバックパッカーとして、約9カ月で世界18カ国も訪問。
これまでニュージーランドでは4つの街で生活し、現在は実際に学生生活を過ごした首都であるウェリントンを拠点に、留学サポートエージェンシー・Wellytonianを運営中。
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代表メッセージ
私自身、ニュージーランドに留学して本当に良かったと思っています。しかし、留学生活では楽しいことだけでなく、文化の違いや言葉の壁に苦労することもありました。
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