ニュージーランド留学の都市選び|実際に住んだ4つの都市+αを紹介

前回の記事では、私が中学生からニュージーランドに住んできた中で、一番好きであり、最終的な永住地として選んだウェリントンについて紹介しました。しかし、住んできたのはウェリントンだけではありません。私はこれまで、フィティアンガ、ロトルア、オークランド、ウェリントン、の4つの都市で実際に生活してきました。他にもクライストチャーチ、ダニーデン、ハミルトンなど、ニュージーランドの主要都市は数多く訪れた経験もあります。

今回は、実際に住んだり、訪れたりしたからこそ感じたそれぞれの街の魅力や特徴、そして留学先としてどんな人に合いそうかを、私自身の経験をもとに紹介します。

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実際に住んだ4つの都市

フィティアンガ|ニュージーランド生活を始めた小さな港町

ニュージーランド・カセドラルコーブ

私がニュージーランドで最初に生活したのが、コロマンデル半島にあるフィティアンガ(Whitianga)です。

とても小さな港町で、人口は6千人ほど。美しいビーチが多く、別荘地でもある為、夏場はその人口が3倍以上になります。オークランド空港から車で3時間ほどで着く街なのですが、最初に驚いたのは街に信号機がなかったことです。交差点は全てラウンドアバウトになっていて、当時15歳の私は「ニュージーランドって信号機がないんだ」と本気で思っていました(笑)。

海がすぐ近くにあり、夏は学校が終わるとよく海へ行っていました。無料でスポーツを楽しめる場所(テニスコート、スケートパーク、体育館など)もあり、天気の良い日は外で過ごすことが多かったです。一方、冬はかなり静かになります。当時は友人の家に集まって、みんなでインターネットをして過ごすこともありました。

都会の便利さはありませんが、海の近くの小さな街で、のんびりニュージーランドらしい生活を経験したい人には面白い留学先だと思います。

ロトルア|今でも「地元」と感じる街

ニュージーランド・ロトルア

ロトルアには約2年間住んでいました。今でも時々訪れており、当時から付き合いのある友人も多いため、私にとってはニュージーランドの「地元」のように感じる街です。観光地としても有名であり、日本の某有名旅バラエティー番組にも何度か登場したことがあります。

生活していた頃は自転車で移動することが多く、フィティアンガとはまた違ったニュージーランドの田舎町らしい生活を経験しました。スーパーに裸足で来る人がいたり、個性的な車やバイクが走っていたりと、良い意味で少しワイルドな雰囲気も印象に残っています。マウンテンバイクが盛んな街ということもあり、週末はホームステイブラザーと一緒に山に自転車で行くことも多くありました。

一方で、治安についてはウェリントンなどと比べると、個人的には少し気になる部分があります。ただ、私自身が生活していて身の危険を感じたり、人種差別的な経験をしたりしたことはありませんでした。むしろ優しい人が多く、数字で表す治安と、体感した人の優しさは大きく違うものがある印象でした。

自然やマオリ文化を身近に感じながら、都市部とは違うニュージーランドの生活を経験できる街というのが、実際に住んだ私のロトルアに対する印象です。

オークランド|ニュージーランド最大の都市

ニュージーランド・オークランド

オークランドには約4年半住んでいました。ウェリントンと比べると街がとても広く、車があると圧倒的に生活しやすい都市という印象です。私自身、仕事以外で中心部へ行くことはあまりなく、それぞれのエリアの中で生活が完結することも多かったです。

一方で、オークランドならではの魅力もたくさんあります。特に私が好きだったのは、中華料理屋さんの多さと種類の豊富さです。ニュージーランドの中で、中国からの移民が一番多い街(オークランドの中国人の割合は1:9なのに対して、ウェリントンは1:23)なので、本格的な中華料理がいつでも楽しめました。都会なので、イベントやコンサートも多く、日本への直行便があるのも大きなメリットだと感じます。ただ、ウェリントンよりも大都市らしい便利さや選択肢がある一方、私自身は少し都会ならではの競争的な雰囲気も感じました。

便利さや食事、イベントなどを重視して、大都市で留学生活を送りたい人には魅力の多い街だと思います。

ウェリントン|一番好きで、最終的に移住した街

ニュージーランド・ウェリントンの街並みとケーブルカー

4つの都市で生活した中で、私が一番好きなのがウェリントンです。一度別の街で生活した後、最終的にウェリントンへ戻り、現在もここを生活の拠点にしています。

ウェリントンの魅力は、都会と自然の距離がとても近いことです。街がコンパクトなので移動しやすく、海や山にも気軽にアクセスできます。また、学生が多く、街全体に一体感があることも好きな理由の一つです。

そして個人的には、肩書きや収入などの「社会的ステータス」よりも、「どう生きているか」を大切にするような街の雰囲気も気に入っています。留学先としても、ある程度都会でありながら、ニュージーランドの大自然などの良さをしっかり味わうことができ、とてもバランスの良い街だと私は感じています。

ウェリントンについては、実際に住んで感じた魅力やデメリットをこちらの記事で紹介しています。

ニュージーランド留学でウェリントンを選ぶ理由|実際に住んで感じた魅力

番外編|住んではいないけれど、何度も訪れた街

ここからは、実際に住んだことはありませんが、友人を訪ねるなどして何度も足を運んだ街を紹介します。住んだ経験がある4都市ほど詳しくはありませんが、実際に訪れて感じた印象を簡単にまとめます。

クライストチャーチ|広くて平坦な南島最大の都市

ニュージーランド・クライストチャーチ

大学生時代、クライストチャーチの大学に通っていた友人がいたため、休みのたびに何度も遊びに行きました。

ウェリントンと比べて印象的だったのは、街がとても平坦で、広く感じることです。当時の私は車を持っていませんでしたが、クライストチャーチの友人たちは車を持っている人が多く、生活するなら車は必須だなと感じました。当時はまだ2011年の震災の影響も残っており、復興作業中という雰囲気も残っていました。

一方で、学生も多く、ウェリントンとはまた違った学生生活を楽しめる街という印象があります。南島の都市で生活しながら、学生生活も楽しみたい人には候補になる街だと思います。

ダニーデン|学生の街という印象が強かった街

ニュージーランド・ダニーデン

ダニーデンにも大学に通っていた友人がいたため、何度か遊びに行きました。

私が特に感じたのは、街全体に学生の街らしい雰囲気があることです。大学周辺に学生が多く集まっていて、友人を訪ねるたびに学生同士の距離が近く、とても活気があるように感じました。その点はウェリントンにも少し似ていて、私自身も学生として遊びに行くのがとても楽しい街でした。ダニーデンのオタゴ大学は、当時はニュージーランドの大学の中で一番パーティーが好きという立ち位置だったのですが、実際に訪れた際も、その噂通りだなと感じました(笑)

大都市の便利さよりも、学生同士の交流や「学生の街」らしい環境を楽しみたい人には、面白い留学先だと思います。

ハミルトン|自然と便利さのバランスを感じた街

ニュージーランド・ハミルトン

ハミルトンには、オークランドに住んでいた頃の友人の地元だったこともあり、何度か遊びに行きました。また、以前に大学のオープンキャンパスで訪れたこともあります。

個人的な印象としては、「ロトルアをもう少し都会にしたような街」です。自然を身近に感じながらも、生活に必要なものは揃っていて、都会すぎず田舎すぎないバランスを感じました。一方で、ウェリントンやダニーデンほど「学生の街」という雰囲気は強く感じませんでした。

大都市すぎない環境で、自然と便利さの両方を求める人には、留学先の選択肢の一つになる街だと思います。

まとめ|留学先は「自分に合う街」で選ぶ

ニュージーランドの旗

今回は、私が実際に住んだことのある、フィティアンガ、ロトルア、オークランド、ウェリントンの4都市と、何度も訪れたクライストチャーチ、ダニーデン、ハミルトンを紹介しました。ニュージーランドと一言でいっても、街によって生活環境や雰囲気はかなり違います。都会でできるだけ便利な生活がしたいのか、自然に囲まれて暮らしたいのか、学生同士の交流を楽しみたいのかによって、合う街も変わってきます。

私自身は色々な街での生活を経験した結果、ウェリントンが一番自分に合っていると感じますし、総合的に見て、留学先の中で一番いい街だと思っています。

留学先を選ぶときは、「有名だから」という理由だけではなく、自分がどんな留学生活を送りたいのかを考えながら街を選んでくれたら嬉しいです。

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運営者プロフィール

伊藤大智|Wellytonian代表
伊藤大智|Wellytonian代表
中学3年生でニュージーランドへ留学し、現地高校を卒業。その後、現地大学(Victoria University of Wellington)へ進学し、卒業後は現地企業に就職。24歳の時にバックパッカーとして、約9カ月で世界18カ国も訪問。

これまでニュージーランドでは4つの街で生活し、現在は実際に学生生活を過ごした首都であるウェリントンを拠点に、留学サポートエージェンシー・Wellytonianを運営中。

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代表メッセージ

私自身、ニュージーランドに留学して本当に良かったと思っています。しかし、留学生活では楽しいことだけでなく、文化の違いや言葉の壁に苦労することもありました。

だからこそ、このサイトでは一般的な留学情報だけでなく、実際に経験したことや、現地で暮らしているからこそ分かるニュージーランドの「リアル」をお伝えしていきたいと思っています。

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