ニュージーランド留学の費用はいくら?中学・高校留学の費用を実例で解説

ニュージーランドへの中学・高校留学を考えるとき、気になることの一つが「留学には全部でいくらかかるの?」ではないでしょうか。
留学費用は授業料だけでなく、ホームステイ、保険、学校の事務手数料、制服、教材費、航空券、ビザ申請費用、現地での生活費など、さまざまな費用が必要になります。また、ニュージーランドでは学校によって授業料やホームステイ料金が異なるだけでなく、学校が提示している料金に「何が含まれているのか」も異なります。
この記事では、ニュージーランドの首都、ウェリントンにある中学・高校年代の留学生を受け入れている学校の実際の料金を例に、ニュージーランドの中学・高校留学にかかる費用を分かりやすく紹介します。
※掲載している学校料金は、原則として各学校が公表している2027年度の留学生向け料金をもとにしています。料金は変更される可能性があるため、実際に留学する際は各学校の最新情報をご確認ください。本記事では、NZ$1=92円で計算しています。実際の料金は為替レートによっても変動しますので、為替レートの最新情報をご確認ください。
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ニュージーランドの中学・高校留学、1年間の費用はいくら?
最初に結論からいうと、今回紹介するウェリントンの学校の場合、授業料、ホームステイ、保険、学校の事務手数料などを合わせた1年間の基本費用は、おおよそNZ$38,000~$44,000前後(約350万~405万円)です。例えば、Wellington High Schoolは年間NZ$39,410(約363万円)、Rongotai CollegeはNZ$38,015(約350万円)となっています。
そちらに追加で、航空券、パスポート申請費、ビザ申請&メディカルチェック費、留学エージェントのサポート費、生活費、などもございます(ビザに関しては、留学期間によっては必要がない場合もございます)。
実際の学校で1年間の留学費用を比較
ここからは、ウェリントンにある学校が公表している留学生向け料金を実際に見てみましょう。
Wellington High Schoolの場合

Wellington High Schoolの2027年度料金は次のとおりです。
| 項目 | 1年間 | 日本円概算(NZ$1=92円) |
|---|---|---|
| 授業料 | NZ$18,500 | 170.2万円 |
| Administration | NZ$800 | 7.4万円 |
| ホームステイ(46週間) | NZ$18,860 | 173.5万円 |
| Homestay Monitoring | NZ$400 | 3.7万円 |
| 保険 | NZ$650 | 6.0万円 |
| New Student Fee | NZ$200 | 1.8万円 |
| 合計 | NZ$39,410 | 362.6万円 |
これらを単純に合計するとNZ$39,410になります。
一方で、NCEA Fee(NZ$384)、教材費(最大約NZ$100)、課外活動・林間学校(約NZ$50~400)、スポーツ(約NZ$20~200)などは追加費用として案内されています。学校へは私服での登校なので、制服にかかる費用はありません。選択する科目によっては、教材費などが追加で必要になる場合もあります。そのため、NZ$39,410だけを用意すれば1年間の留学生活すべてをカバーできる、という意味ではありません。
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Onslow Collegeの場合

Onslow Collegeの2027年度料金は次のとおりです。
| 項目 | 1年間 | 日本円概算(NZ$1=92円) |
|---|---|---|
| 授業料 | NZ$20,800 | 191.4万円 |
| Administration Fee | NZ$900 | 8.3万円 |
| Homestay - Pastoral Care and Placement | NZ$500 | 4.6万円 |
| ホームステイ(48週間) | NZ$19,680 | 181.1万円 |
| 空港送迎 | NZ$100 | 0.9万円 |
| Contingency Fee | NZ$500 | 4.6万円 |
| 保険 | NZ$752 | 6.9万円 |
| NCEA Registration and Examination Fee | NZ$383.30 | 3.5万円 |
| 合計 | NZ$43,615.30 | 401.3万円 |
これらを単純に合計するとNZ$43,615.30になります。
ただし、NZ$500のContingency Feeは、未払い費用などの精算のために預ける金額で、使用されなかった分については留学終了時に返金されます。また、14歳未満の場合はホームステイ料金が週NZ$450となり、年間NZ$21,600です。さらに、特別な食事対応が必要な場合は週NZ$50の追加料金が発生する場合があり、教材、スポーツ、課外活動、修学旅行などについても別途費用が発生する可能性があります。学校へは私服での登校なので、制服にかかる費用はありません。
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Rongotai Collegeの場合

Rongotai Collegeの2027年度料金は次のとおりです。
| 項目 | 1年間 | 日本円概算(NZ$1=92円) |
|---|---|---|
| 授業料 | NZ$17,500 | 161.0万円 |
| Administration | NZ$1,000 | 9.2万円 |
| ホームステイ(46週間) | NZ$17,940 | 165.0万円 |
| Homestay Placement | NZ$500 | 4.6万円 |
| 制服 | NZ$425 | 3.9万円 |
| 保険 | NZ$650 | 6.0万円 |
| 合計 | NZ$38,015 | 349.7万円 |
これらを単純に合計するとNZ$38,015になります。
授業料には、授業、ワークブック、Student ID/交通カード、必要に応じたESOLクラス(英語の補修授業)や放課後のHomework Club、Pastoral Care、空港送迎1回などが含まれています。一方で、Outdoor Educationの一部活動や旅行、NZQA関連費用(1ターム以上留学する生徒対象)、特別な音楽レッスン、スポーツ、通学のバス代などは含まれていません。Rongotai Collegeは学校が示している年間合計がNZ$38,015と比較的分かりやすいですが、ここでも学校外で発生するすべての費用まで含んだ「留学総額」ではないことに注意しましょう。
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Sacred Heart Collegeの場合

Sacred Heart Collegeの料金は次のとおりです。
| 項目 | 1年間 | 日本円概算(NZ$1=92円) |
|---|---|---|
| 授業料 | NZ$16,500 | 151.8万円 |
| New Zealand Government Levy | NZ$429 | 3.9万円 |
| Archdiocese Fee | NZ$1,193 | 11.0万円 |
| Enrolment and Pastoral Care Fee | NZ$750 | 6.9万円 |
| ホームステイ(47週間) | NZ$17,390 | 160.0万円 |
| 制服 | NZ$856 | 7.9万円 |
| NCEA Exam Fee | NZ$384 | 3.5万円 |
| Medical / Travel Insurance | NZ$650 | 6.0万円 |
| Student Visa Processing Fee | NZ$350 | 3.2万円 |
| 空港送迎 | NZ$100 | 0.9万円 |
| その他の活動費 | NZ$500 | 4.6万円 |
| Pocket Money | NZ$2,350 | 21.6万円 |
| 合計 | NZ$39,526 | 約363.6万円 |
これらを単純に合計するとNZ$39,526になります。Sacred Heart Collegeは他の学校に比べると細かく料金を提示しています。学校関連費用の合計はNZ$18,872です。さらに、制服、保険、空港送迎、学校活動などの費用も提示されており、年間の費用目安は、NZ$39,526(約363.6万円)です。
ただしこの合計には、任意のPocket Money NZ$2,350(約21.6万円)も含まれています。
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1ターム・半年・3タームの留学ならいくら?
ニュージーランド留学は、必ずしも1年間する必要はありません。
学校によっては、1ターム(約3か月)、2ターム(約半年)、3ターム(約9か月)といった期間で留学生を受け入れています。
例えば、Wellington High Schoolの2027年度料金は次のようになっています。
| 留学期間 | 費用 | 日本円概算(NZ$1=92円) |
|---|---|---|
| 1ターム | NZ$11,045 | 101.6万円 |
| 2ターム | NZ$20,610 | 189.6万円 |
| 3ターム | NZ$30,105 | 276.9万円 |
| 1年間 | NZ$39,410 | 362.6万円 |
Onslow CollegeやRongotai Collegeでも、1タームから期間別の料金が設定されています。そのため、「まずは1ターム留学してみたい」「半年だけニュージーランドで生活してみたい」といった留学も可能です。
ただし、留学期間が半分になれば、費用も単純に半分になるわけではありません。例えば、Administration FeeやHomestay Placement Feeなど、留学期間が短くても一定額が必要になる費用があります。そのため、1年間の留学と比べると、短期留学は1週間あたりの費用がやや高くなる場合があります。
学校に支払う費用以外にもお金がかかる

ここまで紹介した料金を見ると、1年間でどのくらい必要なのか、おおよそのイメージができると思います。
しかし、学校が提示している料金だけで留学生活のすべてをカバーできるわけではありません。学校や留学期間によって異なりますが、別途考えておきたい主な費用には次のようなものがあります。
- 日本~ニュージーランド間の航空券
- 学生ビザなどの申請費用
- 留学エージェントの現地サポート費
- 文房具・教材
- NCEAなどの試験・登録関連費用
- バスなどの現地交通費
- スポーツや課外活動、修学旅行
- スマートフォン・通信費
- 外食や買い物などのお小遣い
特に注意したいのが、学校によって「年間料金に何を含めているか」が違うことです。
例えばWellington High Schoolでは、NCEA Feeや修学旅行、スポーツなどが追加費用として案内されています。一方、Rongotai Collegeでは制服や保険まで年間合計額に含めていますが、NZQA関連費用、スポーツ登録費、バス代などは含まれていません。Sacred Heart Collegeのように、学校が提示する年間費用の目安にPocket Moneyまで含めているケースもあります。
そのため、学校を比較するときは「合計額が安い学校=実際の留学費用も安い」とは限りません。授業料やホームステイ料金だけでなく、「含まれている費用」と「含まれていない費用」を確認することが大切です。
留学費用は「学校費用+渡航費+生活費」で考えよう
ニュージーランド留学の予算を考えるときは、大きく3つに分けると分かりやすくなります。
① 学校・滞在にかかる費用
授業料、ホームステイ、保険、Administration Fee、Homestay Placement Feeなどです。今回紹介したウェリントンの学校を見ると、1年間の場合、学校とホームステイを中心とした費用だけでも350万円前後から400万円程度が一つの目安になります。
② 日本からニュージーランドへ行くための費用
航空券やビザ申請など、渡航するために必要となる費用です。航空券は時期や予約するタイミングによって大きく変わるため、学校料金とは分けて予算を考えておくとよいでしょう。
③ ニュージーランドでの生活費
通学の交通費、スマートフォンの通信費、外食、買い物、お小遣い、学校外での活動などです。ホームステイの場合は基本的な滞在費がホームステイ料金に含まれていても、日常生活でまったくお金を使わないわけではありません。
この3つを合わせて考えることで、実際の留学に必要な予算が見えやすくなります。
為替によって日本円の留学費用は変わる

この記事では分かりやすくするため、すべてNZ$1=92円で日本円に換算しています。
しかし、実際に支払うときの為替レートによって、日本円で必要になる金額は変わります。
例えば、NZ$40,000を支払う場合、
| 為替レート | 日本円 |
|---|---|
| NZ$1=85円 | 340万円 |
| NZ$1=90円 | 360万円 |
| NZ$1=92円 | 368万円 |
| NZ$1=95円 | 380万円 |
NZ$1=85円と95円では、同じNZ$40,000でも約40万円の差になります。特に1年間の留学では支払う金額が大きくなるため、学校が提示しているNZドルの料金だけでなく、実際に支払う時点の為替レートも確認しておきましょう。
結局、1年間のニュージーランド留学にはいくら必要?
今回紹介したウェリントンの学校を見ると、授業料、ホームステイ、保険、学校関連費用などを合わせて、1年間でおおよそNZ$38,000~44,000前後(NZ$1=92円の場合、約350万~405万円)が一つの目安になります。
ただし、これは「ニュージーランド留学に必要なすべてのお金」ではありません。ここに航空券、ビザ、交通費、学校活動、通信費、お小遣いなどが加わります。そのため、留学予算を考える際は、学校が提示している金額をそのまま最終予算にするのではなく、学校関連費用とは別に、渡航費や現地での生活費にも余裕を持たせておくことをおすすめします。
また、ニュージーランドでは1年間だけでなく、1タームや2タームなど、より短い期間で留学できる学校もあります。希望する留学期間と予算を考えながら、自分に合った留学プランを考えてみましょう。
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運営者プロフィール

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中学3年生でニュージーランドへ留学し、現地高校を卒業。その後、現地大学(Victoria University of Wellington)へ進学し、卒業後は現地企業に就職。24歳の時にバックパッカーとして、約9カ月で世界18カ国も訪問。
これまでニュージーランドでは4つの街で生活し、現在は実際に学生生活を過ごした首都であるウェリントンを拠点に、留学サポートエージェンシー・Wellytonianを運営中。
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代表メッセージ
私自身、ニュージーランドに留学して本当に良かったと思っています。しかし、留学生活では楽しいことだけでなく、文化の違いや言葉の壁に苦労することもありました。
だからこそ、このサイトでは一般的な留学情報だけでなく、実際に経験したことや、現地で暮らしているからこそ分かるニュージーランドの「リアル」をお伝えしていきたいと思っています。
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