ウェリントン観光ガイド③|現地在住者がおすすめするワイララパ地方スポット11選

ウェリントン地方、ストーンヘンジ・アオテアロア

ウェリントンでの観光や生活に慣れてきたら、少し足を延ばして訪れてほしいのがワイララパ地方(Wairarapa)です。ワイララパ地方はウェリントン地方(Wellington Region)の一部となっていますが、市内近辺とは全く違うニュージーランドの田舎らしい景色が広がっています。

おしゃれな街並みが魅力のグレイタウン、ワインの産地として有名なマーティンボロ、雄大な海岸線が広がるキャッスルポイントなど、街歩きからグルメ、大自然まで楽しめるのがワイララパの魅力です。ウェリントンから車で1~2時間ほどで行ける場所も多いので、留学中の週末の日帰り旅行にもおすすめです。

今回は、ウェリントンから行けるワイララパ地方とその道中のおすすめスポットを11か所紹介します。

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ワイララパ地方のおすすめスポット11選

1. マスタートン(Masterton)

ウェリントン地方、マスタートンの街並み

ワイララパ地方最大の街がマスタートンです。

ウェリントンとは違った、ゆったりとしたニュージーランドの地方都市の雰囲気を感じられます。街の中心部にはカフェやショップがあり、The Wool ShedやQueen Elizabeth Parkなどの観光スポットも集まっています。マスタートンだけを目的地にするというより、ワイララパ観光の拠点として、周辺の観光地と組み合わせるのがおすすめです。

ニュージーランドの都心だけでなく、「地方の街」を見てみたい人にも面白い場所だと思います。

市内から片道1時間40分
所要時間目安:3時間~半日

2. 剪毛博物館 (The Wool Shed)

ウェリントン地方、マスタートンの羊博物館

ニュージーランドらしい産業について知ることができるマスタートンの小さな博物館がThe Wool Shedです。

ニュージーランドと深いつながりを持つ羊や羊毛産業について、羊毛刈りの歴史や道具、羊毛が製品になるまでの工程などを学ぶことができます。ニュージーランドと聞いて「羊」をイメージする人は多いと思いますが、実際にその産業について知る機会は意外と少ないものです。

マスタートンを訪れた際に立ち寄ってみると、ニュージーランドの農業や地方文化を少し違った角度から知ることができます。

所要時間目安:30分~1時間

3. クイーン・エリザベス・パーク (Queen Elizabeth Park)

ウェリントン地方、マスタートンの公園

マスタートン中心部にある大きな公園がQueen Elizabeth Parkです。

園内には広い芝生や木々、水辺などがあり、散歩をしたり、のんびり休憩したりするのにおすすめです。観光名所を次々と回るというより、The Wool Shedやマスタートンの街を散策したあとに立ち寄って、ニュージーランドの地方都市らしいゆったりとした時間を過ごす場所として楽しめます。

天気の良い日は、ランチやテイクアウェイを持って公園で過ごすのもおすすめです。

所要時間目安:30分~1時間

4. グレイタウン(Greytown)

ウェリントン地方、グレイタウンの街並み

ワイララパを訪れるなら、ぜひ立ち寄ってほしいのがグレイタウンです。

小さな街ですが、歴史を感じる建物の中にカフェ、レストラン、雑貨店、ブティックなどが並び、街全体にお洒落な雰囲気があります。個人的にも、ワイララパの街の中では特に「目的を決めずに歩くこと自体が楽しい街」だと思います。カフェでコーヒーを飲んだり、お店を覗いたりしながらゆっくり過ごすのがおすすめ。

ウェリントンとはまた違った、小さなニュージーランドの街の雰囲気を楽しめます。

市内から片道1時間10分
所要時間目安:2時間~3時間

5. ラベンダー・アビー (Lavender Abbey)

ウェリントン地方、グレイタウンのラベンダー農園

夏にワイララパを訪れるなら候補に入れたいのが、グレイタウン近郊にあるLavender Abbeyです。

ラベンダー畑が広がる農園で、シーズンには一面に咲く紫色のラベンダーを楽しめます。時期によってはラベンダーのピッキングも行われており、夏らしいワイララパの景色を楽しめる場所です。ただし、ラベンダーは一年中咲いているわけではありません。開花状況やピッキングの実施時期は年によって変わるため、訪れる前に最新情報を確認してから向かいましょう。

グレイタウン観光と組み合わせるのがおすすめです。

所要時間目安:1時間~2時間

6. マーティンボロ(Martinborough)

ウェリントン地方、マーティンボロのワイナリー

ワインが好きなら外せないのがマーティンボロです。

ワイララパを代表するワイン産地の一つで、街の周辺には数多くのワイナリーやブドウ畑があります。特にピノ・ノワールで知られており、複数のワイナリーを巡りながらテイスティングを楽しむのが定番です。街自体は比較的小さく、中心部からいくつものワイナリーへアクセスできるのも魅力。自転車を借りてワイナリーを巡る楽しみ方もあります。もちろん飲酒する場合は運転できないので、ドライバーを決める、ツアーを利用する、宿泊するなど、事前に移動手段を考えておきましょう。

ワインを飲まない人でも、ブドウ畑の景色や食事、街の雰囲気を楽しめます。

市内から片道1時間15分
所要時間目安:3時間~1日

7. キャッスルポイント (Castlepoint)

ウェリントン地方、キャッスルポイント

ワイララパの大自然を体験したいなら、ぜひ訪れてほしいのがCastlepointです。

海岸に建つ白い灯台と、荒々しい海岸線が印象的な場所で、街やワイナリーを巡るワイララパ観光とはまったく違った景色を見ることができます。灯台周辺まで歩くことができ、軽いハイキングと絶景を楽しめるのが魅力です。ウェリントンからの日帰りもできますが、距離があるため時間には余裕を持って訪れるのがおすすめ。

天候や風によって景色の印象も大きく変わる、ニュージーランドらしい雄大な場所です。

市内から片道2時間40分
所要時間目安:1時間~2時間

8. プタンギルア・ピナクルズ (Putangirua Pinnacles)

ウェリントン地方、プタンギルア・ピナクルズ

少し本格的に歩いてみたい人には、Putangirua Pinnaclesがおすすめです。

長い年月をかけて侵食によって形成された無数の岩柱が並び、ニュージーランドのほかの観光地とはかなり違った独特の景観を見ることができます。映画『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の撮影に使われた場所としても知られています。岩の間を歩いていくと、まるで別の世界に入ったような景色が広がります。

市街地から離れており、ある程度歩く必要もあるため、歩きやすい靴や飲み物などを準備して訪れましょう。

市内から片道1時間40分
所要時間目安:2時間~4時間

9. ストーンヘンジ・アオテアロア (Stonehenge Aotearoa)

ウェリントン地方、ストーンヘンジ・アオテアロア

ワイララパには少し変わった観光スポットもあります。

Stonehenge Aotearoaは、南半球の空や太陽、星の動きを理解できるようにつくられた現代のストーンサークルです。天文学や古代の人々と空との関わりなどについて知ることができ、自然景観やワイナリーとはまた違ったワイララパ観光を楽しめます。

周囲に大きな街の明かりが少ないワイララパだからこそ、「空を見る」という体験とも相性の良い場所です。

市内から片道1時間20分
所要時間目安:1時間~2時間

10. リムタカ・ヒル (Remutaka Hill Viewpoint)

ウェリントン地方、リムタカヒル

ウェリントンからワイララパへ車で向かう際に越えるのがRemutaka Hillです。

峠道の途中からは山々やワイララパ方面の雄大な景色を眺めることができ、目的地というよりもワイララパへ向かうドライブそのものを楽しめる場所です。そして、個人的に印象に残っているのが夜。街灯りが少ないため、条件の良い夜にはたくさんの星を見ることができます。ワイララパからウェリントンへ帰る途中、空が晴れていたら星空を眺めてみるのもおすすめです。

ただし、峠道なので夜間や悪天候時の運転には十分注意してください。

市内から片道1時間
所要時間目安:15分~30分

11. カイトケ・リージョナル・パーク (Kaitoke Regional Park)

ウェリントン地方、カイトケ・リージョナルパーク

最後はワイララパ地方より少し手前ではありますが、ウェリントンとワイララパを組み合わせてドライブするなら立ち寄りたい場所としてKaitoke Regional Parkも紹介します。

ニュージーランド固有の森林が残る自然豊かな公園で、森の中を歩くウォーキングコースや川沿いの景色を楽しめます。また、ウェリントン地域の水道水を支える重要な水源地域でもあり、普段ウェリントンで生活している人にとっても意外と身近な存在です。そして映画好きなら、『ロード・オブ・ザ・リング』のRivendell(裂け谷)の撮影地として使われたことでも知られています。

ウェリントンに戻る途中に立ち寄って森を歩けば、街、ワイン、海岸とはまた違ったニュージーランドの自然を体験できます。

市内から片道1時間
所要時間目安:1時間~3時間

ワイララパは、ウェリントンとは違うニュージーランドを楽しめる

ウェリントンはコンパクトな街で、海と山が近いことが魅力ですが、Remutaka Hillを越えてワイララパへ入ると、景色も街の雰囲気も大きく変わります。

小さな街を歩いてカフェに入る。ワイナリーを巡る。海岸までドライブする。ニュージーランドらしい大自然の中を歩く。同じウェリントン地方へのお出かけでも、市内観光とはまったく違った休日を過ごせるのがワイララパの魅力です。

留学中はどうしても学校と家の往復が中心になりがちですが、せっかくニュージーランドで生活するなら、時には少し遠くまで出かけてみてください。こうした週末の小さな旅行も、振り返ってみると留学生活の大切な思い出になると思います。

日帰りなら、目的地を絞るのがおすすめ

今回紹介した11か所を一日ですべて回ることはできません。

例えば、

街歩きを楽しむ日
Greytown → Martinborough → Stonehenge Aotearoa

マスタートン方面を楽しむ日
Greytown → Masterton → The Wool Shed → Queen Elizabeth Park

ハイキングを楽しむ日
Putangirua Pinnaclesを中心に周辺を巡る

Castlepointを楽しむ日
Castlepointをメインに、途中の街にも立ち寄る

というように、その日の目的を一つ決めて回るのがおすすめです。ワイララパは地図で見る以上に広いので、予定を詰め込みすぎない方が楽しめます。マスタートンやマーティンボロに宿泊をすれば、2日間を使ってワイララパ地方を存分に楽しむこともできます。

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ウェリントン観光ガイド①|現地在住者がおすすめする市内観光スポット12選
ウェリントン観光ガイド②|現地在住者がおすすめする自然・動物スポット11選

ウェリントン市内観光ガイド
観光スポットをまとめました

今までの記事(市内、自然・動物、ワイララパ地方)で紹介したウェリントンの観光スポットを、写真・簡単な説明・滞在時間の目安と一緒に見やすい資料にまとめました。

ウェリントン旅行はもちろん、留学中の休日に「今日はどこへ行こう?」と迷ったときにも、ぜひ活用してください。

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運営者プロフィール

伊藤大智|Wellytonian代表
伊藤大智|Wellytonian代表
中学3年生でニュージーランドへ留学し、現地高校を卒業。その後、現地大学(Victoria University of Wellington)へ進学し、卒業後は現地企業に就職。24歳の時にバックパッカーとして、約9カ月で世界18カ国も訪問。

これまでニュージーランドでは4つの街で生活し、現在は実際に学生生活を過ごした首都であるウェリントンを拠点に、留学サポートエージェンシー・Wellytonianを運営中。

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