ニュージーランド留学に向いていない人|実際に暮らして分かること

これまでの記事では、ニュージーランド留学のメリット・デメリット、そして留学に向いている人の特徴を紹介してきました。

では逆に、「ニュージーランド留学に向いていない人」とは、どんな人なのでしょうか。

まず最初に伝えておきたいのは、留学する前から、すべての準備が整っている人なんてほとんどいないということです。英語に自信がなかったり、人と話すのが得意ではなかったり、新しい環境に馴染むまで時間がかかったり。今の自分だけを見れば、「自分は留学に向いていないかも」と感じる人もいると思います。

でも、「やってみたい」「今の自分を変えたい」「新しい環境に身を置いてみたい」、そんな気持ちが少しでもあるなら、それだけで十分だと私は思っています。そのために自ら一歩を踏み出すこと自体にも、留学する大きな意味があります。正直なところ、留学に向いているかどうかは、実際に行ってみないと分からない部分もたくさんありますし、行ってみたらなんとかなることの方が多いと思っています。

最初から海外生活に適応できる必要はありません。私も実際に新しい環境に身を置き、失敗し、悩み、人に助けてもらいながら、少しずつ慣れていきました。

そのうえで、私自身の留学や、これまでニュージーランドで生活してきた経験から、「こういう考え方のままだと、ニュージーランド留学は少し苦しくなるかもしれない」と感じる特徴もあります。

この記事では、そんな「ニュージーランド留学が合わないかもしれない人」の特徴と、留学するうえで本当に大切だと感じることを紹介します。

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ニュージーランド留学のメリット
ニュージーランド留学のデメリット
ニュージーランド留学に向いている人

ニュージーランド留学が合わない(かもしれない)人の特徴

1. 都会の刺激やショッピングが大好きな人

日本の都会のように、どこへ行っても店があり、新しいものが次々と登場して、夜まで遊べるような生活を期待すると、ニュージーランドはかなり物足りなく感じるかもしれません。

ショッピングやアミューズメント施設を休日の楽しみにしている人は、

「何もすることがない」と感じる可能性があります。

特に冬は雨の日も増えるので、アウトドアができないと余計に暇を感じることがあります。

2. ニュージーランドに日本と同じ「便利さ」を期待している人

時間通りの公共交通、豊富な商品、速い通販、遅くまで営業している店、きめ細かなサービス。

こうした便利さは世界的に見ても、日本特有です。その「便利さ」をニュージーランドでも期待すると、思うようにいかずストレスにつながってしまう可能性があります。

ニュージーランドで生活をする上で、ある程度「まあ、そういうこともあるか」と受け流せることも大切です。

3. 日本との違いを受け入れるのが苦手な人

ホームステイの食事が違う。学校のルールが違う。サービスの感覚が違う。

そこで毎回、「日本の方がいい」「日本だったらこんなことはない」となってしまうと、海外生活そのものが苦しくなってしまいます。

もちろん、本当に嫌なことを我慢する必要はありません。ただ、「違う」=「悪い」ということではありません。

最初は違和感があって当然です。私自身も、日本との違いに驚いたことはたくさんありました。でも、「こういう考え方もあるんだ」「こういうやり方もあるんだ」と少しずつ違いを受け入れられるようになると、海外生活はずっと面白くなります。

この「違いを受け入れる柔軟さ」は、留学生活を楽しむうえでとても大切だと思います。

ここまでのまとめ

前回から通して読んでいただいた方には、「自分はニュージーランドに合っているかも」と思った人もいれば、「少し違うかもしれない」と感じた人もいると思います。

でも、留学先を決める時に本当に大切なのは、「ニュージーランドが良い国か、悪い国か」だけではありません。

その環境で、自分が何をしたいのか。

最後に、私自身が留学を経験して一番大切だと思っていることについて書きたいと思います。

まとめ|大切なのは「ニュージーランドに行くこと」だけではない

(サムネ)Wellytonian、ニュージーランド留学ガイド

ここまで、ニュージーランド留学のメリットやデメリットについてまとめてきました。私にとっては、留学を始めて13年経った今でもニュージーランドで暮らしていることを考えると、留学先としてニュージーランドを選んで本当に良かったと思っています。

ただ、ニュージーランドに来ただけで、すべてが変わったわけではありません。

海外に行けば自然と英語が話せるようになる。現地の友達ができる。積極的になれる。価値観が広がる。留学にはそんなイメージもありますが、実際はそれほど単純ではありませんでした。

私自身、最初から英語が完璧だったわけでも、何でも一人でできたわけでもありません。でも、興味のあるイベントには、よくわからないけど参加してみたり、分からない言葉は素直に聞いてみたり、積極的に友達と出かけてみたり。振り返ってみれば、そんな小さな行動の積み重ねが、自分の留学生活をつくっていったように思えます。

そして海外で生活していると、自分ではどうにもできないことにもたくさん出会います。

予定通りにいかない。日本では当たり前だったことが通用しない。思っていた生活と違う。

そんな時に「これはデメリットだ」と考えて終わるのではなく、「じゃあ、自分には何ができるだろう?」と考えてみる。そして実際に行動をとる。違う環境に入り、違う考え方の人と出会い、それまで自分の中に一つしかなかった「普通」が、二つ、三つと増えていく。その中で、自分は何が好きなのか、何を大切にしたいのかも少しずつ分かるようになりました。

だから私は、留学で大切なのは「留学をしたことがある事実」だけではなく、「そこで実際に何をして、何を感じ、その経験をその後の自分にどうつなげていくか」だと思っています。

ニュージーランドは、そのためのきっかけをたくさん与えてくれる場所です。

この記事を読んで、ニュージーランドに行ってみたいと思った人も、まだ迷っている人もいると思います。もし少しでも「やってみたい」と思ったなら、その気持ちは大切にしてほしいです。

留学は、ニュージーランドに着いた日から始まるのではなく、「行ってみようかな」と思ったその瞬間から、少しずつ始まっているのかもしれません。

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伊藤大智|Wellytonian代表
伊藤大智|Wellytonian代表
中学3年生でニュージーランドへ留学し、現地高校を卒業。その後、現地大学(Victoria University of Wellington)へ進学し、卒業後は現地企業に就職。24歳の時にバックパッカーとして、約9カ月で世界18カ国も訪問。

これまでニュージーランドでは4つの街で生活し、現在は実際に学生生活を過ごした首都であるウェリントンを拠点に、留学サポートエージェンシー・Wellytonianを運営中。

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私自身、ニュージーランドに留学して本当に良かったと思っています。しかし、留学生活では楽しいことだけでなく、文化の違いや言葉の壁に苦労することもありました。

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