ニュージーランド留学のデメリット|実際に暮らして分かること

正直に言うと、私自身は実際にニュージーランドで高校・大学に留学して「ここを選ばなければよかった」と思うようなデメリットや経験はありませんでした。

留学から13年経った今でもニュージーランドで生活しているくらいなので、自分にはかなり合っていた国だったのだと思います。

ただ、それは「ニュージーランド留学に欠点がない」という意味ではありません。私自身はあまり気にならなかったことでも、人によっては大きなストレスになることがあります。

前回の記事ではメリットを紹介しましたが、ここでは実際に生活して感じた不便さや、留学する前に知っておいた方がいいことを紹介します。

↓一緒に読める関連記事↓
ニュージーランド留学のメリット
ニュージーランド留学に向いている人
ニュージーランド留学に向いていない人

ニュージーランド留学のデメリット

1. 日本と比べると、やっぱり不便

ウェリントンのバスと街並み

通販は届くまで時間がかかり、送料も高め。お店や商品の選択肢も、日本と比べればかなり少なくなります。公共交通も、日本の都市部のように「数分待てば次の便が来る」という環境ではありません。日本の便利さに慣れていると、最初は「なんでこんなに不便なんだろう」と感じる場面はあると思います。

ただ、私自身は、この不便さを必ずしも悪いことだとは感じていません。

便利なものや買えるものが少ないからこそ、しっかりと準備をする癖がつき、生活が少しシンプルになった部分もあります。

メリットとデメリットは、意外と表裏一体なのかもしれません。

2. 物価は高い。特に外食や日本食

日本と比べると全体的な物価、外食(特に日本食)やガソリンなどは高いと感じます。

日本食はかなり手に入るようになりましたが、「安くて美味しいものを気軽に食べる」という点では、やはり日本には敵いません。特にニュージーランド特有の文化だなと感じるのが、飲食店の祝日料金アップです。祝日は働く人の賃金が1.5倍になるという法律があるので、お店側はメニューの通常料金に15%のサーチャージを付けることがあります(逆に付けていない飲食店を見たことが無いです)。

安くて美味しいものを大切にする日本人の精神からすると、客側の料金もその日は高くなるというのが、日本だとこうはならないだろうな、とよく感じます。

3. 冬は雨が増え、外でできることが少なくなる

雨のニュージーランド

ニュージーランド(ウェリントン)の気候は、夏はジメジメせず気温も穏やかで、冬は寒くはなりますが乾燥はしないので、個人的には日本より暮らしやすいと感じています。

ただ、冬(6月~8月)になると雨の日が増えます。

ニュージーランドの大きな魅力の一つは自然やアウトドアでのアクティビティーだと思うので、雨が続くとそういったことができなくなってしまい、「今日は何をしよう」となることもあります。特にショッピングや屋内型の娯楽が好きな人にとっては、冬場は退屈に感じることもあると思います。

4. 日本の家とはかなり違う

ニュージーランドでは、築年数の経った住宅も珍しくありません。古い家を壊して建て替えるというより、改修しながら長く使われている家もよく見かけます。そのため、日本の住宅に慣れていると、設備や断熱などに驚くことがあります。

また、ホームステイでは家庭によって生活ルールも違います。

特に日本からの留学生が戸惑いやすいのがシャワーの時間です。お湯を貯める貯水槽を利用している家庭も多く、1日で使えるお湯の量が限られている場合があるので、「シャワーは○分程度で」と言われる家庭もあります。

私はそれほど長くシャワーを浴びないので困りませんでしたが、髪の長い人などにとっては、慣れるまでは大変かもしれません。

5. ホームステイには、相性がある

ニュージーランドメリットデメリット

ホームステイは、ニュージーランド留学の大きな魅力の一つです。

一方で、どんな家庭に入るかによって生活は大きく変わります。

私が留学して最初の約6か月間生活した家庭では、最初は良好な関係を築いていたのですが、途中から必要以上に家の手伝いを求められることが増え、週末に予定があっても「その日は家の手伝いがあるから家にいて」と言われることもありました。

そのことを学校に相談すると、ホームステイを変えてもらうことができ、その後は一度もホームステイ先を変えず、ずっと同じ家で学校生活を終えることとなりました。

ニュージーランドの学校は、独自でホームステイを管理しているケースが多いので、不満や要望、相談事も真摯に聞いてくれます。

「良いホームステイ=何でも自分の希望通りになる家庭」ではない一方で、本当に合わない場合には我慢し続ける必要もありません。

6. 手続きが、日本ほどスムーズとは限らない

これは、私自身が実際に困ったことの一つです。

特にビザ関係では、問い合わせた際に担当者によって説明が違い、「前に聞いた話と違う」と困った経験がありました。もちろん、すべての手続きでそうなるわけではありません。ただ、日本のように「問い合わせれば丁寧で明確な答えが返ってくる」と期待していると、戸惑う場面はあると思います。

留学生活中のデメリットというより、自分でビザなどの手続きをしたりするようになってから感じることが増えたデメリットです。

7. 車移動は、乗り物酔いする人には大変

ニュージーランドの道

これは留学情報サイトではあまり見かけませんが、個人的には知っておいてもいいと思います。

ニュージーランドでは都市を少し離れると、カーブやアップダウンの多い道を走ることがあります。

学校行事やホストファミリーとの旅行などで長時間車に乗ることもあるので、乗り物酔いしやすい人は酔い止めを持っておくと安心です。

ここまでのまとめ

こうして並べてみると、ニュージーランドにも不便なところは当然あります。ただ、私自身はその多くを「ニュージーランドだから嫌だ」と感じたことはありません。

むしろ、便利なものが少ないから別の楽しみを見つけたり、予定通りにいかなければ別の方法を考えたりする。「じゃあ、どうしよう?」と考えることも、海外で生活する面白さの一つだったように思います。

【番外編】「ニュージーランド英語は訛っている」は本当にデメリット?

ニュージーランド留学のデメリットを調べていると、よく見かけるのが「ニュージーランド英語には独特の訛りがある」という話です。

私はこれをニュージーランド留学のデメリットではないと思っています。

そもそも英語は世界中で話されている言語です。ニュージーランドにはニュージーランドの、オーストラリアにはオーストラリアの、イギリスにはイギリスの発音があります。アメリカ国内ですら、地域によってアクセントや使われる表現は違います。

日本ではアメリカ英語に触れる機会が多いため、無意識に「アメリカ英語=標準」「それと違う発音=訛り」と感じてしまう人もいるのかもしれません。

しかし、ニュージーランド人がニュージーランド英語の発音で話すのは当然のことですし、日本人が話す英語に日本人特有の発音があるのは当たり前です。

私自身、日本人は英語の「発音の良さ」を少し気にしすぎているように感じることがあります。

大切なのは、特定の国のアクセントにどれだけ近づけるかではなく、相手に伝わること、そしてさまざまな英語を話す人とコミュニケーションが取れることではないでしょうか。

ニュージーランドに留学すれば、ニュージーランド英語だけでなく、学校や日常生活の中でさまざまな国の英語に触れます。

私はむしろ、それも海外で英語を学ぶ面白さの一つだと思っています。

→「ニュージーランド英語は訛っている?そもそも『正しい英語の発音』とは何なのか」 (coming soon)

↓次の記事では、ニュージーランド留学に向いている人を紹介します

ニュージーランド留学に向いている人
ニュージーランド留学に向いていない人

↓↓前回の記事↓↓

ニュージーランド留学のメリット

もしニュージーランドに留学したら
もしニュージーランドに留学したら。(無料資料)

学校、友達、ホームステイ、放課後、そしてその先の自分。
ニュージーランドで待っているかもしれない毎日を、一冊の資料にまとめました。


まだ留学を決めていなくても大丈夫です。

ニュージーランド留学を、現地からサポート

Wellytonianは、一人ひとりの留学に、本気で向き合います。
大勢の中の一人ではなく、人生の1ページを共に歩むパートナーとして。

学校選びや出発前の準備だけでなく、ニュージーランドに来てからも。
現地であなたに寄り添い、その留学が自分自身の成長につながるようサポートします。

運営者プロフィール

伊藤大智|Wellytonian代表
伊藤大智|Wellytonian代表
中学3年生でニュージーランドへ留学し、現地高校を卒業。その後、現地大学(Victoria University of Wellington)へ進学し、卒業後は現地企業に就職。24歳の時にバックパッカーとして、約9カ月で世界18カ国も訪問。

これまでニュージーランドでは4つの街で生活し、現在は実際に学生生活を過ごした首都であるウェリントンを拠点に、留学サポートエージェンシー・Wellytonianを運営中。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
代表メッセージ

私自身、ニュージーランドに留学して本当に良かったと思っています。しかし、留学生活では楽しいことだけでなく、文化の違いや言葉の壁に苦労することもありました。

だからこそ、このサイトでは一般的な留学情報だけでなく、実際に経験したことや、現地で暮らしているからこそ分かるニュージーランドの「リアル」をお伝えしていきたいと思っています。

些細な相談事や質問なのがあれば、お気軽にお問い合わせください!